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『電気自動車に関する実験講座』へ
2023年12月20日に東京都立立川国際中等教育学校附属小学校で開催された、東京都と日産自動車による出張授業『電気自動車に関する実験講座』を取材してきました。
まず『TOKYO ZEV ACTION』とは。
ZEV=ゼロエミッションビークルのことで、環境負荷の少ない、地球のあしたを考えたクルマや乗り物のことです。東京都は、CO2排出実質ゼロに貢献するゼロエミッション東京の実現に向けて、2030年までに都内で新車販売される乗用車を、2035年までに二輪車をそれぞれ100%非ガソリン化することを目指しています。
10年後にはZEVが新たなスタンダードとなるよう、東京都がスタートしたプロジェクトです。
Eテレでおなじみの大角ゆきさんが登壇
小学2年生に向けた講座
今回の出張授業の対象は小学2年生の子どもたち。NHK Eテレでなじみのある大角ゆきさんが登壇しました。
ゆきちゃん登場ですでにテンションマックスの子どもたち。
ゆきちゃんの笑顔と質問タイムなどで子どもたちとの距離も一気に縮まり、早速出張授業がスタートしました。
まずは日産自動車の佐々木さんから、二酸化炭素の排出に関すること、電気を使うには二酸化炭素は排出されなくても、作るには排出されてしまうことなどのお話があり、真剣に耳を傾ける子どもたち。佐々木さんからの質問にも積極的に答えていました。
お話のあとは1人1台電気自動車のモデルカーがプレゼントされ、様々な実験を行いました。
ハンドルを回して発電し豆電球が点くかの実験では、みんなものすごい勢いでハンドルを回し(!)無事灯りが点くと歓声が上がっていました。
発電の仕方を理解して、今度は車を走らせることに挑戦!
同じようにハンドルを回して回して車に繋ぐと・・・結構なスピードで走った!!!
体育館に用意されたサーキット内で自分のモデルカーをビュンビュン走らせ、大盛り上がり!!
電気を作ることの大変さや、電気の大切さ、なぜ今電気自動車なのか。
実際に話を聞いたり、身をもって体験することで、環境や地球について考えるキッカケになったのではないでしょうか。それは私も同じで、今回取材を通して考えさせられることが多かったです。
子どもたちが笑顔でいられるクリーンな未来のために、今から出来ることとは?子どもたちは早速冬休みに取り組みたいエコなことをたくさん挙げていました。私たち大人も、身近なところで環境のために優しく過ごしていけたらと思います。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。