一本の宝木が行方不明になったことから始まった夜待祭り

1570年～80年頃のある年に行方不明になった宝木を信人家の百姓、与三兵衛（よさべえ）さんがご利益を受けようと本堂で一心に拝んでいたところ天井から宝木が落ちてきました。それを持ち帰り自分の田に埋めて五穀豊穣を祈ったところその年の麦が格別によく実ったので、田植えも終わった旧暦に6月17日の縁日にお寺へお礼参りをしました。寺では宝木が出てくるのを待っていたのでその夜を“夜待（よまち）”と名づけ、それ以来お祭りをするようになったと言われています。

西大寺観音院様の“夜待祭り”は毎年7月第三土曜。

祭り当日は商店街の歩行者天国、土曜夜市、花火の打ち上げなど、子どもから大人まで楽しめるおまつりが開催されています。

会陽太鼓や演舞など各種イベントとしても大いに盛り上がる“夜待祭り”

早く楽しい時間が戻る事を願います。

※令和3年は本堂にて18時からお祭り事は執り行います。ご参拝ください。

　花火、露天は中止です。

主催：夏まつり西大寺実行委員会