昔から稲作が盛んな出雲地方では、お米を収穫したあとで、小麦が栽培されていました。小麦といっても、昔の小麦は現在のように白く製粉したものではなく、表皮・胚乳・胚芽まるごと挽いた色の浅黒いものだったようです。

出雲市の184号（旧国道９号）線沿いに、今年１月オープンされた、『いずもうどん山太』さん。ここは、そんな出雲地方の食文化として伝わるうどんを更においしくアレンジした逸品が食べられるお店です。

店長自ら、朝早くから仕込みに入られるという石臼引きの全粒粉を使うのが、このお店の特徴。

麺は細麺で喉越しがよく、モチモチプリンとした食感が新鮮です。

食物繊維が豊富でビタミンや鉄分も含まれ、体に嬉しいということもあって、女性のお客様もたくさん来られるのだそうです。

そしてそして、みなさんは、出雲オロチ大根という地大根をご存知ですか？

出雲で生産されている辛み大根だそうです。

聞いたことはあっても、なかなか口に入る機会が少ないかもしれませんね。

この季節は、この辛み大根をすりおろしたものが、【つゆかけうどん】の上に載っているので、地元の食材をつかったうどんを食べてみたいな～と思っておられる方は要チェックですよ♪

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(2024.04.01)

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